ケースの処理に必要なデータを提供するには、情報をプロパティの形式で参照します。 プロパティを参照すると、アプリケーションにより顧客の電話番号や住所などの特定の情報が呼び出されます。
テキスト、数値、日付など、データ文字列のバリュープロパティを参照できます。 複数のバリュープロパティを含むページプロパティを参照することもできます。 たとえば、ページプロパティ.Customerには、バリュープロパティの.Name、Address、.Phoneが含まれる場合があります。
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プロパティを参照するには、プロパティ名の前にピリオドを付けます。
例: 注文日を参照するには、 .OrderDateと入力します。 -
シングルバリュープロパティを参照するには、プロパティ名を入力します。
例: 出荷日を参照するには、.ShippingDateと入力します。 -
バリューグループプロパティのエントリーを参照するには、バリューグループ名を入力してから、エントリーを括弧内に入力します。
例: 電話番号のバリューグループプロパティから携帯電話番号を参照するには、 .Phone(Mobile)と入力します。 -
バリューリストプロパティのエントリーを参照するには、バリューリスト名を入力してから、リスト内のエントリのインデックス番号を入力します。
例: 割引コードのリストの最初のエントリーを参照するには、.DiscountCode(1)と入力します。 -
ページプロパティを参照するには、ページプロパティ名を入力します。
例: 顧客の連絡先の詳細を含むページを参照するには、.Contact Detailsと入力します。 -
ページグループプロパティのエントリーを参照するには、ページグループ名を入力してから、括弧内にエントリーを入力します。
例: 住所のページグループで勤務先住所を参照するには、 .Address(Work)と入力します。 -
ページリストプロパティでページを参照するには、ページリスト名を入力してから、括弧内にページ番号を入力します。
例: 注文されたアイテムを含むページリストの3番目のページを参照するには、.OrderedItems(3)と入力します。 -
ページ上の特定のプロパティを参照するには、プロパティ名の接頭辞としてページ名を入力します。
例: 勤務先住所の都市を参照するには、.Address(Work).Cityと入力します。
ページプロパティを参照する場合は、同じガイドラインを適用します。
- ページ、ページグループ、ページリストのプロパティの設定
ケースの完全なデータを提供するには、関連情報を保存するプロパティをページ、ページグループ、またはページリストの形で定義します。 ページタイプのプロパティを提供することにより、アプリケーションのデータを論理的な方法で整理し、その結果、アプリケーションの開発を改善し、ケースの完了をスピードアップします。
- キーストア
キーストアはキーと証明書を含むファイルで、暗号化、認証、およびHTTPSでのコンテンツの提供に使用します。 Pega Platformでは、キーストアファイルをポイントするキーストアデータインスタンスを作成します。
- データトランスフォーム
データトランスフォームでは、あるフォーマットおよびクラス(ソース)のデータを別のフォーマットおよびクラス(ターゲット)のデータに変換する方法を定義します。 サポートされている形式はクリップボードとJSONです。 アクティビティの代わりにデータトランスフォームを使用してプロパティ値を設定すると、開発がスピーディーに進み、アプリケーションのメンテナンスが容易になります。