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デシジョンポイント

自動意思決定

ビジネスロジックに基づいて判断を自動化することで、アプリケーションユーザーは人間の専門知識を要する判断に専念できます。 たとえば、ローン申込者のクレジットスコアが低くても給与が高く、バックグラウンド チェックに合格した場合、融資担当者が追加の資格基準を評価する必要があり、この作業は自動化できません。 

Pega Platform™では、ステップの分岐やスキップを必要とする複雑なケースライフサイクルをモデル化できます。 たとえば、家屋が特定の築年数を超えている場合、含鉛塗料のテストが必要です。 家屋が特定の築年数未満の場合には、含鉛塗料のテストは不要です。

Pega Platformアプリケーションでは、フローとはビジネスプロセスをモデル化した一連のイベントです。 フローを作成し、ユーザーがケースライフサイクルでたどるさまざまなパスをサポートできます。 シェープやコネクターなどのグラフィックを使用してフローにパスを定義できます。 選択するシェープや設定は、ユーザーが下す決定のタイプや、業務の順序によります。

次の図の中央にある垂直線をクリックして、ケースライフサイクルビューとプロセスフロービューを比較してください。

デシジョンシェープ

デシジョンシェープを使用してフローに条件パスを追加したり、またはより複雑なユースケースをモデル化したりできます。 フローが異なるパスをたどるようにするイベントを定義すると、複数の結果をサポートするケースを作成できます。

デシジョンシェープは、ワークフローを自動的に進行させるために設定します。 自動意思決定は、ビジネスロジックまたは1つ以上の条件のセットを評価します。

たとえば、デシジョンシェープの「Credit score in range?」は、契約者となる可能性のある人のクレジットチェック後に続く、自動意思決定をモデル化したものです。 デシジョンシェープは、保険代理店が新しい契約を交わすかどうかを決定します。 結果が「Yes」の場合、顧客に通知が行き、作業は査定者に送られます。 結果が「No」の場合、ケースは顧客へのフォローアップに進みます。これは通常、却下の通知です。

process-flow-credit-score0

意思決定フローのバリエーションには以下が含まれます。

  • 前進するが、必要に応じて別のステップが含まれる可能性があるケース。ケース処理をサポートするために追加処理が必要であれば選択できます。
  • 別のステージに行くケース。 Change Stageシェープを使用し、ケースライフサイクルでケースを別のステージに移行できます。 ステージをスキップして、ケースでシーケンスに沿わない処理をサポートできます。
  • 現ステージの最初に戻るケース。 スChange Stageシェープを使用し、ケースライフサイクルでステージに戻ることができます。 ステージを再度訪れることにより、必要に応じてケースでプロセスの繰り返し処理をサポートできます。

以下のインタラクションで理解度をチェックしてください。


このトピックは、下記のモジュールにも含まれています。

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