統合のバージョニング
アプリケーション統合のバージョニング
Pegaアプリケーションの開発と並行して、Enterprise Service Bus(ESB)やレガシーシステムとの他の形式の統合を行うことも少なくありません。 統合データモデルには、独自の内部依存関係があります。 マッピングコードは、ビジネスロジックデータモデルへの変換を、統合データモデルの現在の状態に依存しています。 アプリケーションを本稼動させた後でも、これらの内部依存関係は変化する可能性があります。
マッピングコードは、変更される可能性のあるビジネスデータモデルと、同じく変更される可能性のある統合データモデルを遮断します。 この構造は、ルースカップリングともいいます。
統合データモデルの変更に対応するため、-Int-などの新しい統合ベースクラスでモデルを生成します。
なお、新しいデータモデルでは、コードが冗長化する可能性があります。 この問題は、マッピングコードを別のルールセットに生成することですぐに解決します。 時間の経過とともに、以前のルールセットに戻す必要がなくなったときは、アプリケーション定義からルールセットを削除できます。 理想的には、アプリケーションのバージョニングの際に、使用しないルールセットは削除してください。
統合ルートクラスの変更は、説明する必要があります。 そのような変更に対応するには、ダイナミッククラス参照を使用します。 データページはwhen条件をサポートしているため、その条件を使用して、アプリケーションのバージョンから使用すべき統合バージョンを決定できます。 また、データページに対してData-Admin-System-Settingの値を使用して、インターフェイスのデータモデル変更に対応することもできます。